コラム

ガス式と電気式はどう違うの?

 

エアコンには「ガス式-GHP-」と「電気式-EHP-」の2タイプがあります。

エアコンには圧縮機(コンプレッサー)というは冷媒を圧縮する為の機械が付いているのですが

これを回転させるのにガスを使うか、電気を使うかという違いですので、どちらもそれ以外の違いはさほどありません。

 

ガス式は電気式よりも定期的なメンテナンスが必要となります。

しかし、電気式に比べて消費する電力が大幅に少なくなりますので省エネ対策、

節電対策ができるというメリットもあります。

 

どちらも耐用年数は約12年となっておりますので、もしそれ以上ご使用されていて、

エアコンの調子が悪いなど故障症状が見られる場合は入れ替えもご検討頂ければと思います。

 

ガス式から電気式への入れ替えの場合はエアコンの取り付け工事だけではなく、

ガス配管や電源、水回りなど空調機取り付け以外にも技術的に難しい工事となります。

中にはガス配管を再利用できる機種がございますので、一度現場調査にお伺いし、

お見積もりにてご確認頂ければと思います。

 

もちろんガス式からガス式、電気式から電気式の入れ替えも可能です。

お気軽にお問い合わせください。

 

ビル用マルチエアコンとパッケージエアコンの違い

皆様が普段オフィスや店舗などで使用されている

業務用のエアコンには運転の仕方により大まかに2つにわかれます。

 

パッケージエアコン

パッケージエアコンは業務用のエアコンでもメジャーです。

特徴は、1台の室外機で複数のエアコンを同時に運転するということです。

室外機1台に対し、同容量の室内機を数台、同時運転が可能です。

 

また、1つのリモコンで、設置してある全てのエアコンの管理をします。

(個別でのリモコンも有ります)

ですので、全てのエアコンが同じように運転しますので、

たとえば個別に冷房・暖房を切り替えるということは出来ませんが

室外機が電源と繋がっているので常に数台をフル回転で運転させることが可能です。

広い空間や客席、個室など複数の室内機うまく分散が出来るので

温度にムラができにくく快適に過ごせます。

 

ビル用マルチエアコン

使う部屋だけ使用することが出来るので会議室や事務室などがある

ビルなどには 大体こちらのビル用マルチエアコンが使用されています。

特徴は、1台の室外機で複数のエアコンを個別に運転するということです。

こちらも室外機1台に対して同容量の室内機を数台とも個別に運転することが可能です。

 

ある部分だけ風を送ることができたり部分的な調節が可能なので、

使用していないエアコンがある分 省エネ効果も得ることが出来ます。

1台ずつリモコンが設置されています。